高齢出産の準備はできているけど・・・二人目不妊に。どんな改善策があるの?

 

一人目は自然に授かることが出来たのに、二人目はなかなか授かることが出来ない・・・
そんな悩みがある方も多いのではないでしょうか。

 

二人目の妊娠を望んでいる際の年齢が高齢出産となる年齢である場合、
準備はできていても、なかなか授かれないという二人目不妊になってしまう可能性があります。

 

このような場合、どんな改善策があるのでしょうか。

 

 

二人目不妊とは 〜高齢出産〜

 

二人目不妊とは、具体的にどのような場合を指すのでしょうか。
まずは、具体的な内容や、原因などについて見ていきたいと思います。

 

 

二人目不妊って?

 

二人目不妊とは文字通り、一人目は自然に妊娠出来たものの、二人目を授かることが出来ないという状態を指します。
いわゆる不妊であり、イメージとしては一人目の赤ちゃんを授かることが出来ない場合の言葉と考えられがちですが、最近では二人目不妊に悩む方も増えているのです。

 

不妊の正式名称は?

一度も妊娠したことがないという方の場合・・・原発性不妊
一度でも妊娠したことがある方の場合・・・続発性不妊

 

つまり、二人目不妊の方の場合、続発性不妊の一種ということになります。

 

 

二人目不妊に悩む方の数は?

 

不妊に悩む方の約3割が二人目不妊で悩んでいると言われています。
これはあまり少ない割合ではなく、年数が重なるにつれて、二人目不妊に悩む方は増えています。

 

 

二人目不妊の原因について

 

では、二人目不妊となる原因にはどのようなものがあるのでしょうか。

 

1.女性・男性の年齢によるもの(高齢によるもの)
2.子宮や卵巣の状態の変化
3.性生活の減少
4.一人目妊娠は運が良かっただけ

 

など、このようなことが二人目不妊の原因として挙げられます。
では、少し詳しく見ていきましょう!

 

 

女性・男性の年齢によるもの(高齢によるもの)

 

まず、二人目不妊の原因の最も大きなものと言えるのが、これです。
二人目となると、女性も男性も、一人目を妊娠した時よりも明らかに年齢を重ねていますよね。

 

高齢になることで、女性の卵子や男性の精子は質が低下してしまいます。
奇形の卵子や精子が混じっていた場合には、排卵が行われても受精まで至らなかったり、受精が出来ても着床が出来なかったりと、問題が生じるのです。

 

 

男性にも高齢出産と同じ年齢がある?

実は、高齢出産と呼ばれる年齢は、女性だけにあるものではありません。
男性にも同じことがあり、男性の場合は40歳頃から、高齢出産に値する年齢だと言われています。
精子が老化・減少していき、奇形の精子を作りだしたり、運動量が少ない精子を作り出したりと、妊娠するための質の良い精子が減ってしまうのです。

 

つまり、女性が若くても、男性が高齢となっている場合にも、二人目不妊となる可能性があるということです。

 

 

自然妊娠率について

ここで、自然妊娠の確率について見ていきたいと思います。

 

<1年間避妊なしで性交渉を行った場合>
20代・・・78%〜86%
30代・・・53%〜63%
40代・・・5%〜36%
*日本こども家庭総合研究所

 

元のグラフの内容によれば、45歳での自然妊娠率は、5%程度になってしまいます。
一人目の妊娠が20代で、二人目不妊に悩んでいるのが30代後半から40代である場合、自然妊娠の確率はかなり低いと言えます。

 

加齢に伴い、身体にはこのような違いが現れているのですね。

 

 

子宮や卵巣の状態の変化

 

そして、加齢によって、子宮や卵巣自体もだんだん老化していってしまいます。
子宮が本格的に機能し始めるのは、13歳や14歳の頃なのですが、そこから加齢とともにどんどんダメージを受けていくのです。

 

卵子も老化によって質が低下してしまうのですが、子宮自体も質が低下してしまうのですね。
これは生活習慣や環境などでも老化のスピードが早まったりする上に、一度老化してしまうと元に戻ることはありません

 

子宮が老化してしまうと、仮に受精卵が出来たとしても、子宮内膜に着床することが難しくなることで、二人目不妊に繋がるのです。

 

性生活の減少

 

一人目を妊娠・出産した後、性交渉が減ってしまったというご夫婦は多くおられます。
出産後の奥さんを、女性としてではなく母親として見てしまうようになり、性的魅力を感じなくなってしまう男性もおられます。
反対に、妊娠・出産でたるんでしまった身体を見られたくないという理由から、性交渉を拒む女性もおられます。

 

育児に忙しく、性交渉なんて全く興味がない!という方もおられますので、人それぞれ性交渉の減少に繋がる理由は様々です。

 

ただでさえ加齢で自然妊娠率が下がっているにも関わらず、性交渉が少なければ、当然妊娠することは出来ません。

 

一人目妊娠は運が良かっただけ

 

そして、変な言い方になってしまうのですが、一人目の妊娠は運が良かっただけで、もともと不妊体質だったという方もおられます。
この辺りについては、病院で検査を受けたり診断してもらう必要があるため、一概には言えません。

 

一人目の時よりも、ご夫婦の年齢があがっている場合、不妊治療は出来るだけ早めに行ったほうが良いと言われています。

 

 

二人目不妊の改善策はある?

 

では、二人目不妊の改善策はあるのでしょうか。
改善策があるのであれば、すぐにでも実行したという方は多いと思います。

 

 

二人目不妊を改善するためには

 

1.生活習慣を改める
2.身体を温める
3.ストレスを出来るだけためない
4.適度に運動する

 

など、二人目不妊の改善策としては、このような方法があります。
ここからは、具体的な方法について、見ていきたいと思います。

 

 

生活習慣を改める

まずは、規則正しい生活が出来るように、生活習慣を見直していくことが大切です。
不規則な生活となり、睡眠時間が十分に確保出来ていない等の問題がある場合、排卵機能を司っている自律神経にトラブルが生じます

 

自律神経を整えていくためには、しっかりと睡眠を取り、寝ている間に成長ホルモンの分泌を促すことが出来るようにしましょう。
成長ホルモンは、卵胞ホルモンや黄体ホルモンといったような妊娠に欠かせないホルモンの分泌を促す大切な役割があります。

 

 

身体を温める

「女性は身体を冷やさないように」というのは、昔から言われていることですよね。
これは間違いではなく、とても正しいことなのです。

 

身体が冷えていると、卵胞ホルモンや黄体ホルモンなど、妊娠と深い関係があるホルモンの分泌や働きを鈍くしてしまいます。
血行が悪くなり、新陳代謝が低下することで、子宮の機能もスムーズではなくなります

 

お腹をカイロ等で温めるだけでは、子宮や卵巣を温めることは難しいため、
入浴の際にシャワーをやめ、しっかりと湯船に浸かる等の工夫をして身体全体を温めることが大切になります。

 

冬場だけではなく、夏場も冷房によって身体はどんどん冷えてしまいますので、季節を問わず気をつけるようにしてみてくださいね。

 

 

ストレスを出来るだけためない

ストレスは、黄体ホルモンや卵胞ホルモンなどの女性ホルモンの分泌を後回しにしてしまう働きがあります。
ストレスを感じることで、自分を守るための副腎皮質刺激ホルモンというものが分泌されるのですが、これが分泌されることで、女性ホルモンの分泌が遅れてしまうのですね。

 

ストレスは日常生活や仕事などの人間関係で感じることが多いものですが、妊活についての悩みもかなりのストレスをもたらします。
「まだ赤ちゃんが出来ない・・・」「このままできなかったらどうしよう・・・」というような悩みは、大きなストレスになります。

 

できるだけリラックス出来る時間を増やし、趣味がある方はそちらに没頭することも大切です。
時には妊活のことを忘れ、夫婦でゆっくりと散歩したり、何か新しいことをはじめてみたりすることもおすすめです。

 

 

適度に運動する

適度に運動することも、二人目不妊を改善していく一つの方法となります。
運動を行うことで血行が良くなり、冷え性なども改善されるため、不妊改善に効果的と言えます。

 

運動といってもハードなものは必要ありません。ウォーキング程度の運動を続けていくことがおすすめです。
運動を行った後は、ゆっくり入浴し、身体全体をほぐして血行を良くしてあげるようにしてくださいね。